このパンフがすごい!2023

さて今年も年末恒例の「このパンフがすごい!」の時期がやってきましたね。

今年は映画もあまり見られなかったし、パンフも買い忘れたり色々あったのでベストを選ぶって言ってもなかなか少ない中からしか選べないんですけども。

そして毎年案の定「買ったはずなのに見当たらない」パンフもある

整理してください(毎年やらかしてる)(バービーとかが見つからない)

そんなこんなで今年買ったパンフたち

f:id:citrus84:20231229160459j:image
f:id:citrus84:20231229160503j:image
f:id:citrus84:20231229160513j:image
f:id:citrus84:20231229160506j:image
f:id:citrus84:20231229160510j:image

今年最後に買ったのはSPY×FAMILYとゲ謎でした。多分今年はもう買わない…はず…

12/29になってやっと買えたゲ謎のパンフ、よかった今年中に買えて。

そんなんで今年のお気に入りパンフたち!

 

シナリオとか載せてくれてありがとうで賞!

f:id:citrus84:20231229162237j:image

毎年何冊かは手に取るんですけど、シナリオとか絵コンテとか載ってるの見るの単純にめちゃくちゃ楽しいです。

今年は

「アキはハルとごはんを食べたい」にシナリオ

「リバー 流れないでよ」こちらもシナリオ

「映画すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(特別版)」に絵コンテ

アキハルは決定稿だったかな。リバーは決定稿じゃないので、本編との違いを探すのも楽しい。一度しか見てないのであまり違いが分からなかったけど円盤と見比べてみたい!

すみっコは毎回特別版には絵コンテとペーパークラフトが載っていてコレクターにはとっても可愛くて楽しいんですけど、今回も特別版が出てよかった!

すみっコ映画運営様にはこれからも特別版パンフを売り続けていただきたいです、ペパクラを作ることは多分ないと思うけど笑

シナリオ読むの好きなので、来年もシナリオ入りパンフが手に入るといいなあ。

 

オリエンタルな世界観が素敵で賞!

f:id:citrus84:20231229162940j:image

「金の国、水の国」「古の王子と3つの花」の2つを!

この2本は映画本編も個人的にとても気に入ったのもあり、どちらもオリエンタルな感じの物語や美術が良かったのでパンフにもその世界観が反映されていたので高評価です。

特に「古の王子と3つの花」は大寿美デザインさんで、コンパクトなパンフだけど作中に出てくるエジプトの神々だとか揚げ菓子のことだとかがちゃんと載っていて、「この作品を見た人が何を知りたいのか」をパンフを作っている人がちゃんとわかってくれていると思えるのが嬉しかったです。

「金の国、水の国」は厚めの紙の手触りが良くて、少ないページながらも美術やお衣装のことをちゃんと取り上げてあってこちらも嬉しかった〜!!ちなみにこちらのパンフはベイブリッジ・スタジオさん。

漫画の装丁デザインとかを普段はされているところみたい、映画パンフで見た記憶がないな…覚えておこう。

 

入浴所作も完璧で賞!

f:id:citrus84:20231229164422j:image

まあこれしかないですよね、「湯道」です。

これ、いかにも東宝配給のフォーマットパンフで(悪口かな?)普通に見てたらあんまり面白味もないんですけど、最後の折り込みページに「湯道の所作」と「図解まるきん温泉」があって大ウケしてしまいました。負けです(何に負けたの言うのか)

f:id:citrus84:20231229164746j:imagef:id:citrus84:20231229164748j:image

別にこの映画がツボにハマらなかった人はつまんねーパンフなのかなと思うんですけど私は湯道好きだったのでこの所作と図解で「絶対年末のブログにこのパンフ書く」って思いました。

デザインは株式会社SENRINさん。

江口伸二郎さんは2.5のヒプステとかキメステとかのデザインもされてる方ですね。映画だとコンフィデンスマンJPもこの方がされてるなるほどー。

 

本年度ベストパンフ!

f:id:citrus84:20231229165315j:imagef:id:citrus84:20231229165318j:image

はい。「別れる決心」です。

f:id:citrus84:20231229165150j:image

今年もうこれ買った時点で「これ以上が出てこない限りはこれがベストデザインパンフ」って思った。これ以上のパンフを手に取れなかった…

パッケージからデザインが勝ち過ぎていますね。

信頼と安心と優勝の石井勇一さんデザインパンフ。

パンフの内容的にはそこまで手厚くはないものの、今年一番のデザインだと思う。

f:id:citrus84:20231229165824j:image

このさあ、本文の印刷の色合いも映画見た後だと「この色しかない」ってなっちゃう。

これだけ凝ったパンフ、作る方も楽しいだろうなあ…。

今年はあまり映画を見られなかった都合で挙げられるパンフの数も多くないけど個人的に好きだったパンフはこの辺りです!

 

いつも私を裏切らないムービーウォーカープレスの「イニシェリン島の精霊」はムービーウォーカーのパンフらしくインタビューやプロダクションノートが充実しててよかったし

f:id:citrus84:20231229170234j:image

デザインの良さと言う意味では別れる決心がなければ多分ベストパンフに入れてたかもしれない「エブエブ」もねぇ、こっちも信頼と安心の大島依提亜デザインパンフで良かったんですよね

f:id:citrus84:20231229170342j:image

記事が厚いパンフを今年あまり手に取れなかったかもしれないなあ…

モリコーネ」なんかはもっとモリコーネの作品リストをずらっと載せるとかできたような気もする。それだけでパンフが分厚くなってしまう笑

あとパンフが出なかった「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」なんかはちゃんと歴史を紐解いた記事を載せたパンフ作れば売れたんじゃないのって思います。少なくとも私は買った。そもそもパンフが作られない問題。

デザイン性の高さではもう今大島依提亜さんと石井勇一さんの二強ですね。この2人のデザイン間違いないよ…

来年は「記事の読み応えがたくさんある」パンフをもっとたくさん手に取れるといいなと思います!

今年もお付き合いありがとうございました❤️