家族で新型コロナウイルスに罹った話

もう既に忘れそうだし自分の忘備録とか今後の何かに役立つかもしれないのでまとめておこうと思う。

◼︎家族構成

私、旦那、上の子(小学生)、下の子(幼稚園児)

◼︎時系列

1/15(土)  下の子が38.5度くらいの発熱。びっくりして行きつけの小児科に電話して発熱外来で診察してもらう。喉がとても腫れているので恐らくそれが原因の風邪だろうと言われる。

通っている幼稚園でコロナの陽性患者が出ていないので風邪だと思うが、月曜まで熱が下がらなければPCR検査を受けてと言われる。熱が下がっても念のため月曜までは幼稚園を休んで欲しいと言われる。一応解熱剤と風邪薬をもらう。

1/16(日) 午後には熱が下がってめちゃくちゃ元気になったのでやっぱ風邪だったんだろうと思う。今考えたらここの判断が多分間違えてた。

1/17(月) 下の子の熱は下がってるけど病院の指示に従って幼稚園を休ませる。

1/18(火)、1/19(水) いつも通りに過ごす。

1/20(木) 上の子が朝から39度近い発熱。でも普段から熱出しやすいので下の子の風邪がうつったのかなと思い普通に学校を休ませる。

午前中は比較的元気だったけど午後になって吐きに吐きまくってぐったりになる。昔から熱出すとすぐ吐く子なのでまあこれだけ熱出てたらなあ…と思いつつ心配なので病院に電話。

通っている学校で新型コロナウイルス陽性者がそこそこ出ているのでPCR検査を受けてくださいと言われる。当日はもう枠が空いてないので翌日来てと言われる。

この日上の子は何を胃に入れても吐くのでろくに食べるどころか飲むことすらままならなかった。

1/21(金) 朝イチでPCR検査を受けに紹介された病院に行く。が、前に検査してる人がいるとかで換気中で窓が全部開け放たれた極寒の廊下で30分くらい待たされる。いやこれ熱なくてもこれで風邪ひくわと思いながら待つ。

検査用の個室に通されてからも10分くらい待たされてから、「唾液をここの線まで出してください」って大きめの蓋つき試験管みたいなやつを渡される。そこそこの量出さないといけないやつ。

ろくに水分も摂れてないのでとにかく唾液が出なくて30分くらい時間がかかった。

割と大量に唾液必要なんやな…と知る。上の子はもう後半ぐったりしながら唾液を出していた。大変そうだった。

因みに検査用唾液採取の30分前からは飲食やうがいなど一切しないようにとのこと。

それ昨日のうちに教えておいて欲しかったな電話で!!別に飲んだり食べたりして来なかったけど!!ってなったりした。説明〜!!

土日を挟むのと、検査数が増えてる都合で検査結果は早くて日曜、遅くても月曜までにはお電話でお知らせしますと言われる。

その日の夕方から私もなんだか喉が痛くて怠い上に体温は37.5度くらいだったのでめちゃくちゃ嫌な予感したけど今日寒かったせいだろうと思って流した。流すな。気休め程度に風邪薬と解熱剤は飲んだ。

1/22(土) 朝起きたらもうどうしようもなく喉痛いわ38度近い熱出てるわでこれもう一家全員コロナだろなどと思いつつ、起き上がれなさすぎてダラダラ過ごす。上の子はこの時点で既に割と元気。何がやばいって咽頭炎がヤバすぎて、声も出ないんだけど唾を飲み込むだけで痛い。

未だかつて唾を飲み込むだけでここまで痛くて水分を摂るのも一苦労の咽頭炎は記憶になかったのでストックのスポドリやら大好きなお茶類も半泣きになりながら飲んでた。

水分だけは摂らなきゃと思って。ご飯はとてもじゃないけど食べたくても喉痛すぎてどうしようもなかったので食べられなかった。

1/23(日) 午前中のうちに病院から電話がかかってきて上の子の陽性が判明する。「保健所から連絡が来ると思うので、今後はそれに従ってください」って言われる。

上の子は熱は37度台後半くらいで比較的元気だしもう吐きもしないけど、私があまりにもまいりすぎていたのでここから数日間中華風のお粥で過ごす。辛うじて食えたので…

下の子はなんで君1人だけそんな元気なん?ってくらい元気。

そして夕方になって旦那が軽く発熱。もはや面白い。

1/24(月) 朝イチ子供の学校と幼稚園に出ない声で電話して事情説明。

そして自分自身のPCR検査の予約。なんでオミクロン株は咽頭炎が主な症状で患者はみんな喉が痛いってわかってんのにPCR予約はみんな電話なんだろう。声が出ないのだが。

当日の予約はいっぱいなので明日来てくださいと言われる。職場にも諸々連絡。こっちはメールで済むので本当に助かる。

旦那にもPCRの予約をしろと言って電話をかけさせたが、多少熱が出ていても38度とかを超えてないので検査予約はお受けできませんと言われる。コロナ疑いの人が多すぎるので、濃厚接触者かつはっきりと症状(発熱、咽頭炎、頭痛など)が出てないと検査は受け付けていないらしい。詰み方がすごい。

なお上の子に関して保健所からの連絡はない。

1/25(火) 朝から旦那が39度の発熱。だから昨日PCR予約を断られた同じ病院に電話をかけたら本来なら空き枠がないけどあまりにも熱が高いので今日検査受けに来てくださいって言われる。なるほどね〜!!!!!

私が検査を受けに行って、入れ替わりで旦那も検査を受けにいく。

やっぱり同じように唾液を結構な量出す。

早ければ明日の夕方、遅くても明後日には結果をお知らせしますと言われる。

あと下の子が1番先に発熱してて、今家族全員熱出してるタイミングで1人だけ熱出してないんですけどこれコロナに既にかかってる可能性高いですかね?ってお医者さんが困りそうな質問をしたら「状況を見るに多分その子が1番先にコロナかかってそうですよね。もう熱が下がってるとなるとPCRは受けられないと思うので、心配なら抗体検査を受けてはどうか」と言われる。なるほどごもっとも。

子供の時と同じように陽性なら保健所から連絡があるので指示に従ってくださいねと言われたので「金曜検査で日曜に陽性のお知らせが来た上の子はまだ保健所からの連絡がないんですけど何日くらいで来るものですか?」って聞いたら「今保健所機能してないも同然なので2〜3日できたら早いと思ってください」って言われる。

面白い(面白くない)(保健所の職員の方本当にお疲れ様です…!!)

ちなみに火曜日も保健所からの連絡はなし。

1/26(水) 保健所からSMSで上の子の連絡が来る。電話じゃないんだ…

様子伺のアンケートみたいなやつと、HERSYSの管理IDと別々に来る。なるほどこういう形式…。ぽちぽち色々登録しつつ、日曜挟んだとはいえ4日も連絡くるのにかかるんか…ってなるなどする。

あとこれに毎日体温とか登録しろとはいうけどそれでいつ外出していいとかはどう連絡が来るんや…みたいになる(サイトをちゃんと読んだら保健所から連絡ができないかもしれないけど発症日から10日間で症状がなくなれば自宅療養おしまいにしていいよって書いてあった)(連絡は来ないものと理解した)

1/27(木) 病院から私も陽性だと連絡がある。知ってた!!!!!

もうこの時点でだいぶ元気なので家からは出てないけどほぼ普段通りの生活。

さてあとは保健所からの連絡待ちだけどこれ保健所からあと何日か連絡が来なかったら外出禁止期間明けないのかな、もう既に発症から7日経っているのだが果たして10日目までに連絡は来るのだろうか…みたいになる。

上の子はもう完全に元気とはいえ、元々喘息持ち&熱出しやすいのコンボで心配なので1月いっぱい学校は休ませることにしてリモートで自宅で授業を受けてもらう。今いいなこういうのあって。

1/28(金) 旦那が陽性の連絡が病院からくる。知っry

そして保健所から上の子の時と同じように連絡が来る。早いじゃん…(失礼)

やはり発症から10日(+体調に応じて72時間ほど)で自宅療養はおしまいにしていいらしいとわかる。

これでだいぶ気分が楽になる。

この時点でもうほぼ熱や咽頭炎などの症状は全て治っているので、あとは外出ていい日まで落ちまくった体力をどうにかしようと考える。

そして幼稚園に連絡をしたら「保健所の指示に従うと、ご家族で1番最後に発症した人の療養期間終了日から10日間は濃厚接触者なので自宅療養してもらう感じになりますよね…」と言われる。

多分罹ってると思われても1人だけPCR検査受けてないもんな!!!熱出た時すぐに受けておくべきだったね!!!となる。

流石に旦那の療養解除日から10日間さらに家に閉じ込めておくのはどうだろうかみたいになったので、抗体検査をしてる病院に電話して抗体検査を月曜に予約する。

1/29(土)、1/30(日) なんかもうみんな元気だから家でダラダラ過ごす。

1/31(月) 下の子の抗体検査に朝イチで行く。病院に着いたら「採血ですけど大丈夫ですか!?」って先生に言われる。一応了解してきてるので大丈夫ですって言ったけど、幼稚園児なので血管が細すぎて見えず先生が困惑。なんかすみません。

注射の得意な子で良かった。なんか普通にうちらの健康診断とかの時みたいな感じで血を取るので「そんなに取るんか…」みたいになった。針刺されても動じない子でマジで良かった。

普段なら2〜3日で結果が出るけど、今検査が混み合っているので5日位かかるかも…と言われる。それどっちにしても今週いっぱい登園できないやつじゃん。まあ抗体があれば翌日から行けるのでそれでいいか。

保健所から封書で上の子のコロナ陽性判定出ましたよ〜っていう書類が届く。

今!?遅くない!!!!????(いや本当にお疲れ様です紙の書類も届くとは思ってませんでした)(もうとっくに発症から10日以上経ってるけどなるほどこういうのも届くんすね知らなかったよ…)

 

今日までの流れはこんな感じです。

一応これをメモったツイートも貼っておこう

下の子の扱いに後半になって本当に困って、結局自費で抗体検査を受けるハメになったので熱出た時点で結果がどうあれPCRを即受けるべきだったなあと反省しきり…というか小児科のお医者さん即日PCR受けろって言って欲しかったまである…

これで抗体検査で抗体ついてなかったらまだ家にいてもらわないとになってしまう、抗体ついててくれ。採血までしたので(祈)

 

以下は10日以上の在宅期間の過ごし方。

◼︎ご飯

私が喉痛すぎてご飯が喉を通らなかった最初の数日は微熱もあって料理する気力もあまりなかったのであまりご飯を中華粥風にして食べてたんですけど

あと心配した義両親様がインスタントの食品をたくさん送ってくださったり、実家の両親がジビエを送ってくれたりしたのでそこそこ元気になってからは塊の猪肉を煮たりして過ごしましたが多分普通の人はしない。

あとフォロワーさんがめっちゃ親切に色々食べ物と医療(エンタメ円盤など)を送ってくださって本当に助かりました…私が起き上がれないでTwitterしかできなかった時に話聞いてくれたフォロワーさんもありがたかった。

ずっと寝てるわけにもいかないので2.5ミュの配信とかを見まくって過ごしているんですけど(現在進行形)、楽しいと思うものを見つつ歌ったりして過ごすと回復が早い気がします、気がするっていうか実際だいぶ元気になります

エンタメは医療ですね。

話が逸れた。

個人的に普段のストックであって助かったものは

・飲むゼリー系飲料

・スポーツドリンク

・希釈系スープ(フカヒレスープの素、キャンベルのスープ缶)

・非常用のコモパン(ローリングストックしてる日持ちするパン、子供がパン好きなので)

・シリアル(何も作れなくても子供が1人でも朝食やおやつに食べてくれたので)

・インスタントの麺類・スープ類(お湯だけあれば食べられる)

・冷凍野菜(後半元気になってきた時に野菜買いに行けないから枝豆とブロッコリーとかぼちゃおかずの一品プラスにすごい助かった)

・アイスクリーム(絶対にクーリッシュパピコを束で買っておくべき)

・米(普段から米のストック10kgくらいはしてるけどやっぱり外に出られないと米がないと困るやろなと真剣に思った)

 

逆にもっとあれば良かったなと思ったのは

・野菜全般(特ににんじん玉ねぎじゃがいもあたりはもっと買っておけば良かったってなった)

・お菓子類(甘いもの、チップス系、ドライフルーツなどもう少し各種取り揃えておけば子供の気を紛らわせるのに役立ったかもしれないと思った)(チョコレートだけはたくさんあったけどこんにゃくゼリーとかもあれば良かったなと)

 

実際10日間家から出ないで過ごすって割とない経験なので色々学びはありました。

あとコロナまじて体力の落ち方が半端なくて、「これが噂に聞いてた倦怠感ってやつ!!1日12時間寝ても眠い!!」みたいになってる…1番やばかった時洗濯物干してるだけで息切れして「人間らしい生活に戻れるんやろか…」みたいになった。今は割と戻ってるけど、普段超アクティブに動き回ってたから10日間でめちゃくちゃ体力の衰えを感じる…これはまた動き回ることで鍛えていくしかないなあ。

そんな感じです。

家から出る時にはマスク、花粉症の時期に使うゴーグル型メガネ、どこに行っても消毒徹底で帰宅後はなるべく早く風呂、歩き回りはするけど人混みには行かないように心がけるをしてても子供からうつされたらどうしようもないなーと痛感しました。割とみんな数日の発熱で済んで良かったなとは思うんですけどまず籠城戦がそこそこしんどいので罹らないに越したことはないですね。マジでしんどい。

自分用忘備録、及び誰かの何かの参考になれば。

 

追記

2/2に保健所からSMSで「1/31に自宅療養を解除しています」っていう連絡が来ました!

連絡くるんですね(言いよう)

既に療養解除済ですが一応連絡は来るようです。

保健所も大変ですね…。

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追記2

1/31にうけた下の子の抗体検査の結果がいつまで待ってもこないので本日(2/14)病院に電話をかけたところ「陽性判定が出ているのでどこかでかかっていると思います」とのことでした。

こっちが問い合わせないと教えてくれないとは一言も説明されなかったが5〜6日で結果が出るって言われた検査の結果がここまで連絡ないのは流石にびっくりしたわ。

病院の皆様もお疲れ様です…連絡して欲しかった…着信履歴とかもなかったから向こうからかけてないの明らかなんだよな…まあいいや

これで晴れて家族全員新型コロナウイルスが陽性だったことがちゃんとわかって少し安心しました!!

以上!!

2021年下半期見た映画+年間鑑賞記録まとめ

2021年、コロナに翻弄されたまま気付いたら年末でてんやわんやしております。

上半期に見た映画は→2021年上半期見た映画 - 覚書など。

そんなこんなでまず下半期に見た映画記録。

 

◼︎7月

ゴジラVSコング(字幕)

ライトハウス

竜とそばかすの姫(2回)

100日間生きたワニ

PUI PUIモルカー(2回)

唐人街探偵 TOKYO MISSION

東京リベンジャーズ(2回)

 

◼︎8月

サイダーのように言葉が湧き上がる(2回)

イン・ザ・ハイツ(字幕)

映画おしりたんてい/深海のサバイバル!

BanGDream!Film Live vol.2

フリーガイ(字幕)

 

◼︎9月

鳩の撃退法

リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様(Decide/Glory合わせて15回)

シャンチー テン・リングスの伝説(字幕)

スーパー戦闘純烈ジャー

 

◼︎10月

007 No Time To Die

最後の決闘裁判

燃えよ剣

ロン 僕のポンコツ・ボット(吹替)

CUBE

 

◼︎11月

アイの歌声を聴かせて

劇場版 きのう何食べた?

映画すみっコぐらし 青い月夜と魔法のコ

テン・ゴーカイジャー

エターナルズ(字幕)

サマーゴースト

ARASHI 5×20FILM Record of  Memories(ドルシネ)

ディア・エヴァン・ハンセン

tick...tick...BOOM!

 

◼︎12月

ミラベルと魔法だらけの家

ヴェノム:レット・ビー・ゼア・カーネイジ(字幕)

フラ・フラダンス

マトリックス レザレクションズ(字幕)

呪術廻戦0

キングスマン ファーストエージェント

 

まずお分かりいただけるかと思うんですけど9月以降どういうわけだかリョーマ!に狂いました。

抑圧された日々を過ごす中でリョーマ!によってどれだけ救われたか分からないくらいたくさん浴びて健康にさせてもらいました。全然テニプリまともに通って生きてこなかったけど許斐剛先生ありがとうございます。やってる限りまだ見に行きたいです応援上映桜乃ちゃんもお願いします。

あとは…なんだ…いつまで待っても洋画が満足に公開されないからアニメと邦画を見て過ごすのがメインになったけどそれはそれで全然楽しいからもうそれでいいかな、みたいな感じになりました。

ナイルなんかもうどうせ映画館で公開されないやろくらいに思ってる(信頼がない)(と思ったらキングスマン見に映画館行った時にチラシ置いてあってびっくりした)(まだやる気あるんですか!?)

アニメに関しては、ディズニーとジブリ以外はほとんど見ずに育ってきた人間かなと思ってるんですけど、今年下半期には「サイダーのように言葉が湧き上がる」のような傑作に出会えて本当に嬉しかったなあ〜

白蛇とかも見に行きたかった。時間が合わなくて行けなかったですけど。

元々音楽映画が大好きなので、音楽映画がたくさん見られたのも嬉しかった!

今年の最後に楽しみにしていたWSSがまたもや公開延期になったのは残念です。日和らないでさっさと公開してほしかった。

長い映画が多いのは結構しんどかったので、モルカー、サイダー、すみっコ、サマーゴースト、ヴェノムくらいの尺の映画はリピートしやすいので良いなぁと思いました。見るだけで2時間半以上ある映画もれなくインターミッションつけてほしさがある。長くても面白ければいいんだけど途中でトイレに席を立つ人とかも結構いるので…007とか…MCUとか…燃えよ剣とか…

見に行くだけで一苦労ですよ予告編込みで10時に映画館入って出るの13時とかもうね、暇じゃないエンタメオタクの主婦には本当にしんどいので本編120分以内に収まる努力をしてほしい。長い意味があるならいいんだけど長いだけだと本当にうんざりします、大作が100分で終わってはいけないという決まりはないです。

嵐の5×20FILMはまあライブなんで別にいいんですけど長くても。

そんな中長くてもこれなら!と言う集中力で見られたのが「最後の決闘裁判」

リドリー・スコット監督は今まで「白い嵐」という作品が私は1番好きだったんですけど、決闘裁判はそれを超えるくらいの大傑作だと思いました!80歳を超えてまだこんな作品が撮れるのもすごい。メンタル削られるけどたくさんの人に見てほしい作品です。

あとはTwitterでもちらほら話をしたんですけど、「フリーガイ」「ロン 僕のポンコツ・ボット」「アイの歌声を聴かせて」の3本がほぼ同時期に公開されたのは「人類のAIに対する考えや期待感」をいろいろ考えさせられて面白かったです(と同時に怖くもあった)

人工知能には魅力があるけど、使いようというか作る人、使う人にもよると言うか

ロンとアイを数週間以内に見て「日米で描き方違うけど根本的にこの2本同じじゃん!?なんでこうなった!!!」って本当にびっくりしたのでみんなこの3本見比べて見てほしい

フリーガイだって似たようなもんなので…(というと雑語りになりますが)フリーガイが1番映画作品としての出来とか脚本のバランスとかはエンタメとして楽しめましたけども!!

全部興行的には苦しかったな、私は全部いい作品だと思いましたけど

SFって難しいですね。

そんな感じで、2021年の個人的映画ランキングはこんな感じ。

 

  1. サイダーのように言葉が湧き上がる
  2. まともじゃないのは君も一緒
  3. 最後の決闘裁判
  4. ブレイブ-群青戦記-
  5. フリーガイ
  6. 東京リベンジャーズ
  7. キャラクター
  8. るろうに剣心最終章(どっちもだけど特にThe Beginning)
  9. 聖なる犯罪者
  10. ファーザー

 

上半期ランキングに入れてたデブゴンとかバイプレはめちゃくちゃ好きなんだけど年間のランキングに入れるかっつーとそうでもないというか、そんな感じで。

私の好きと作品のクオリティとか唸らされる何か、という感じで今年の私の年間ランキングはこんな感じです。

サイダーに出会えた今年は映画を見てきて本当に良かったなと思える一年でした!去年も言ったかも知れないんだけど、「こういうのでいいんだよ」が結局1番好きなんですよね。ベタ、王道に回帰する。

決闘裁判とか聖なる犯罪者とかファーザー、めちゃくちゃよく出来ててきっと「あの頃見た名作」みたいな枠として死ぬまで思い出す作品に違いないんだけれど、こういう日常、こういう出会いが特別!みたいな作品が私にはやっぱ1番刺さるんですよ…陳腐と言われればその通りかも知れないけどでも「そういうのが好き」ってなっちゃうから仕方ないです。

まと君も「こういうのが好き」です。

ブレイブ、東リベ、キャラクターは全部ちゃんと映画館で見られて良かったと本気で思ってる上に全部円盤買った。

東リベは心から続編を期待します…!

ブレイブとキャラクターはすごく人が死ぬ話だから誰にでもは勧められないとTwitterでも散々言ったと思うけど、特にキャラクターはオリジナル作品であの出来で興行的にも成功してるので…菅田将暉今年ほんとすごかったな花束見てないけど。オリジナル映画あそこまで当てられる今1番の俳優なんじゃないかな?

るろ剣は実写でよくぞここまで楽しませてくれましたありがとう枠。色々言う人もいると思うけど、実写るろうに剣心は最初から最後まで映画館で見守れて良かった作品。丁寧に作ってくれてありがとう。

今日、今年最後のつもりで見たキングスマンファーストエージェント、面白かったけどここに入れるかちょっと考えてしまったので入れませんでした。パンフはめちゃくちゃかっこよかったのでみんな買うといいです。

PG12じゃ本領発揮できてねえなが見終わってすぐの割と素直な感想です…笑

いや面白かったですよ!!エグジーたちが戻ってくる正史の3も作ってるんだっけ?ゴールデンサークルみたいな事にならないように願いつつ、そっちも楽しみ!!

 

以下別枠!

・劇場版少女歌劇 レヴュースタァライト

リョーマ!The Prince of Tennis新生劇場版テニスの王子様(主にGlory)

・ARASHI 5×20FILM Record of  Memories

ここ3本は完全に見るタイプの麻薬でした!!

見ると言うか浴びるタイプの!

種類としては完全に宝塚に近い。まあ嵐は実際アイドルエンターテイメントの究極形態だから当然の話ではあるんですけど、一年の間にこの3本が放映されたの割とすごくないです?

宝塚でもないのに映画館でシャブ浴びれるみたいな期間が半年以上続いてんのほんとすごい。

劇スとリョーマ!で宝塚に足突っ込んだ方何名かにもフォローされたりしたので、やっぱ同じジャンルなんですよ。

そして私はジャニーズエンタメとテニミュに足を突っ込みました。互換性があります(?)

この辺見てて改めて思ったのは、

エンターテイメントは本気でやらないとエンタメになり得ない

って事ですかね。当然の事ではあるんですけど。そのくらいこの3本は全部すごいパワーがある。

嵐に関しては撮影と編集も既に発売されてる5×20LIVEと全然違うし(確認のために5×20LIVEの円盤わざわざ買った)、アイドルエンタメを知らなかった私には「この機材はなんですか!?」のオンパレードすぎて。360度カメラにテンション上がりすぎてカメラ好きの友人にLINEしたら「リコーのやつじゃん?」って即答されて草でした。最新機材ってやつ!!

劇スやリョーマ!に関しても、分からなくてもついてこい!って言う勢いがあるので、理解出来なくても飲み込むしかないうちに流れに巻き込まれてて楽しい!みたいなとこあるので…まあ慣れてるんで初見から「なるほどわかった!」してたんですけど(特に劇スはめちゃくちゃちゃんとしたレヴューだったのもあり、世界観を飲み込むのに何の違和感も抱かずに済みました)、分かんない人がいてもまあ致し方なしかなみたいなのもわかるっちゃわかる。

この辺の「ザ・エンターテイメント!!」みたいな作品、普段映画しか見ない人はあんまり見ないかも知れないし好きじゃない人もいるだろうけど一度は浴びて欲しさがある…適性があればさらに世界が広がるので楽しいので…

そんな感じ!!

今年は

上半期新作19本、前年度公開作品(鬼滅)1本、オンライン試写会2本

下半期新作36本(鑑賞回数合計54回)

合計58本(鑑賞回数は76回)

の映画を見ました。同じ映画何回も見ちゃったので割と通った割には本数いってないな感ある

リョーマ!見過ぎだよ。でも楽しかったので良かったです。

上半期はは映画館開いてなくてどうなることやらと思ったけど下半期は普通に上映されてて良かった。

まだまだコロナが落ち着かないけど、来年はもっとたくさんの作品が無事に映画館で公開されてたくさん見られるといいなと思います!

とりあえず蜘蛛男とWSS待ってます…頼んだぞ!!

この映画パンフがすごい!2021

去年の年末に「映画パンフ、どれが良かったとかそう言う話したかった…!!」ってめちゃくちゃ思ったので今年はやろうってずっと思ってて。

「この映画パンフがすごい!2021」@まりねぇ

今このご時世にね、映画パンフ好きで仕方なくて手に入れば大体買うみたいな人間も減ってると思うんですけど、わたし昔から本当に映画のチラシとパンフが大好きで。裏話とかインタビューとかね。読むの好きなんですよ。

だからディズニーがね…パンフ出さなくなったの本当に腹が立ってるんですけど…

フリーガイと最後の決闘裁判のパンフ売らなかったこと絶対この先も絶対恨み続けると思う…キングスマンは出て良かったです(本当に!)

なので今年見て、パンフを買った作品の中から「このパンフ好き!」ってやつをいくつかご紹介します!!

買ったのに見つからないパンフ(家のどこかにはある)とかもあるのですが、今手元にあるパンフこんな感じドーン。

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大体見た順に。

100日間生きたワニのパンフとか実際どんだけ作ってどんだけ売れたんかなとか思いながら買った。007は買い損ねて買ってないのにワニは買った。

オタクそう言うとこある(?)

特殊装丁パンフが今年は目立ったので、パンフ買うだけで1000〜2000円取られたりとか普通にあったけど「特装版」とか言われるとどうしてもそっち買ってしまう。何でだろう。昔はパンフなんて全部500円とかだったのに。

まぁ特装版があれば特装版買う。通常盤より装丁豪華だったり中身が充実してることが殆どだから…仕方ない…

まず作品世界を体現してたパンフで賞がこちら!

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「騙し絵の牙」「キャラクター」「鳩の撃退法」の3つを挙げたいです。

騙し絵の牙は映画を見て頂いた方にはわかるかと思うんですけど、作中に出てくるデザインだとか、作中に出てくる古塔つみ先生画のイラストがちゃんと載っていて、なおかつパンフの表紙装丁も作品世界にしっかりマッチしたもので感激しました!出版業の用語なんかも載ってる。親切。まあこれは私にはあんまり必要ないやつだけど。

あとこれ私を知ってる人ならみんな知ってると思うんですけど私とにかく箔押しが好きでして(完全に私情)箔押しでこのピンク(綺麗なピンクの発色出すの大変なんだよね)の装丁ガチでテンション上がりますね…良い買い物です…

キャラクターは表紙が「作中で主人公が漫画を描いてる雑誌を模している」がもう大正解ですね。出演者インタビューなんかはそこまでボリュームはないけど、このオリジナル作品がどうしてできたのかみたいな記事は読んでてすごい楽しかったです。あと映画の中で主人公が描いてる漫画のカットもパンフにしっかり載ってて個人的にポイントだいぶ高い。やっぱり作品の世界観を、パンフを見直すだけですぐに思い出せるパンフは良いものです。

鳩の撃退法に関しても、主人公が小説家で、「小説本っぽい表紙」で私本当にこう言うのに弱い笑

小説買ってカバー外したらこういうのだもんね〜!!

ってなる…なりません?そもそも普通の人って本のカバー外さないって本当ですか?(話がずれた)中身に関しても映画の時系列が少しわかりにくいけどきちんと時系列整理が載っているので親切〜!!ってなりました。映画で飲み込めなくてもパンフがしっかり補完をしてくれる、これは最近割と出来そうでいてできてないパンフがめっっっっっちゃ多いんで、鳩の撃退法という作品自体が人を選ぶ作品とはいえ、パンフの仕事もちゃんとできててすごいぞ!ってなった。上から。装丁中身共に充実で、個人的にとても好きなパンフです。

 

次!なんか変な方向に中身が濃いパンフで賞はこちら!!

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ライトハウス」と「マトリックス レザレクションズ(特別版)」を挙げさせてください。

ぶっちゃけ私この2本どっちも好きじゃないんですけど(お前)、それはそれとしてパンフとしては2冊ともすごい。手元に置いておく価値があるって読んで思った。

まず「ライトハウス」なんですけど、伊藤潤二先生による漫画が載っています。

意味わからなくない?伊藤潤二先生書き下ろしの漫画が載ってる映画パンフ。普通に意味わかんないなって思った。映画のネタバレと解説がアホほど載っているので見た後読むのにちょっと自分でも信じられないくらい時間がかかった笑

作品自体が宗教や神話の色が濃いものなので、そこらへんの解説や用語の解説ページは読んでいくと「ああなるほど!こういう意味だったのか!」と映画を飲み込むのにすごく役立ちました。そういう意味で本当にいいパンフ。品切れ続出で買えなかった人もいたみたいなので手に入れられてよかった。まあ作品自体は好きじゃないんだけども…

マトリックスレザレクションズ(特別版)」。

まず特別版パンフの値段1800円だったので買うときにストアのお姉さんに「880円のやつとこれ何が違うんですか」って思わず聞いた。

だって普段1000円も値段差がある特装版なんてそんなないじゃん…意味わからん…

そしたらお姉さんが内容の違いの説明ボード出してきてくれて、「特別版には今までのマトリックスの解説と押井守監督のマトリックス評とかが載ってます」って説明してくれた。優しい。TOHOシネマズ日比谷のストアの親切なお姉さんありがとう。

特別版は表紙が見ての通りめっちゃテカテカしてて、ザ・マトリックス!!って色してるのも個人的には加点ポイント。

特別版のパンフだったらメガネ外して少し遠くから見ても迷わず「これはマトリックスのパンフだ」って判別できると思う、それくらいマトリックス通常版は表紙もこういうかっこいいやつじゃないので…

そんで押井守監督のマトリックス評や解説がね、めちゃくちゃ面白い。よく読むとあんまり褒めてないんだけど、この人マトリックスめっちゃ好きなんだなってわかる文章を書かれているので。私別に押井守監督になんの思い入れもないんですけど、これ読めてよかったなって普通に思ったのでこれからマトリックス見に行く方でパンフ買う人は残ってるようなら特別版おすすめです。

これまでの「マトリックス」シリーズの流れもちゃんと書いてあるので、私が見てないマトリックス世界ではこんなことがあったんだね、ってのもわかる。ゲームにもちゃんと言及してあります。マトリックスのゲームが出てたことも知らなかったな…

まあパンフ読んだからって見てない部分のマトリックス改めて見直そ!!みたいにはならなかったんですけど。でも「正史を知る」のはまあ、資料としては大切なので!

 

次は可愛いだけかと思いきや意外と中身充実のパンフで賞。

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これはもう今年はこの2本、「とびだせ!ならせ!PUI PUIモルカー」と「映画すみっコぐらし 青い月夜と魔法のコ(特別版)」

モルカーなんですけど、表紙エンボス加工でタイトルがちょっと盛り上がってて可愛い。

そんでテレビシリーズ全話の絵コンテが載ってる!!

これでお値段千円、もはや映画モルカーのパンフっていうかテレビシリーズも含めてモルカーのちゃんとした資料ですわこんなもん。買ってすぐ中身見て「1000円でいいんですか!!?」ってなってしまった、本屋で2500円くらいでもう少しハードカバーとかにして売ってくれてても全然構わないと思った普通に買う。

すみっコ特別版も、絵コンテが(一部だけど)載ってる。

あと背景資料だとか、切り離して遊べるペーパークラフトだとか、そういうのもついていてこれもまた限定版パンフとか言わないでファンのために本屋でちゃんと売ってあげて欲しい!!ってなってしまうやつでした。

限定版、再販かかったとはいえすぐ売り切れて買えなかった人も最初はいたので複数買いするのが憚られてしまい、「ペーパークラフト一生使えない絶対切り離せない」みたいになっちゃったんだよね…小さいお子さんいるご家庭だとこの仕様はパンフボロボロになるまで子供が見るやつだなーって(完全に資料としてパンフを買い集めているオタクなので)

子供向け作品侮るなかれ!って心から思ったこの2本のパンフ…丁寧な作り、スタッフさんたちの愛を感じて良かったです!

 

次はそれもはやパンフじゃなくて数字好きなオタク向け資料集パンフで賞

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嵐さんの5×20FILMなんですけど、嵐ファン向けのページ明らかに少ないんじゃないかなってちょっと思いました。

いや写真とかも載ってるんでファンの皆様はこれも喜ばれるのかもしれないんですけど、

ライブに使ったスワロフスキーの総数と重さとかトラックの数とかスタッフの数とかカメラの数とか銀テの長さとか出されて喜ぶの、私みたいなタイプのオタクじゃない?

って割とガチで思います、私みたいなタイプのオタクが喜ぶタイプの数字が載ってる嵐のライブを数字で見る資料ですよこれは。

普通の嵐ファンはだって既に5×20LIVEのパンフは持ってるわけだから、別の角度からの情報を載せようっていう趣旨のパンフなんだろうなぁと察しはしたんですけど。

これそもそも問題なんですけど、普通のアーティストのライブでここまでの各種数字データを残しておかないと思うんですよね。数えないでしょスワロフスキーこのライブでどのくらい使ったかとか。宝塚で使ってるスパンコールの数をお前は覚えているのか?みたいな話じゃないですか。

こういう場で発表したいからこそ、全ての数字データを詳細に控えていてここに載せたんだと思うと、嵐というアイドルグループがいかに規格外であるかがわかると思いました。

「嵐」という日本のアイドルエンターテインメントのすごさを、映画のオタクはこのパンフ一冊でなんとなく察せたりした気になったのです。エンターテインメントのデータ的にものすごい価値があるパンフだと個人的に思います。

これは本当にすごい。

 

次は個人的に今年唸らされたパンフで賞

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「聖なる犯罪者」「映画バイプレイヤーズ」「サマーゴースト」の3冊を簡単に。

聖なる犯罪者、キリスト教関係の解説文章がなかなか興味深くて、ライトハウスとかと似たような感じなんだけど作品の理解を深めるのにとてもいいパンフでした。文章の分量はそう多くないんですけど、作品を見て、パンフを読んで、少し深めるっていう正しい映画体験ができる良パンフでした。

バイプレは、なんといってもこれですよ

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公式サイトにも載ってるからわざわざ冊子の状態で欲しい人にしか価値はないかもしれないけど、日本のバイプレイヤーズ図鑑がとにかく私はお気に入りで!

今作にはカメオで秒しか映ってないみたいな人もみんな載ってるし、ここに載ってる俳優さん大体好きっていう…見てて嬉しくなっちゃうパンフ。

サマーゴーストは、これもなんかパンフというよりムック本に近い…表紙の紙がパールっぽい色合いですごく綺麗だし、

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この辺の折り部分も綺麗だし、loundrawさんのファンの方ならみんな欲しいやつなんじゃないかなあって。パンフとしては文章が少なめなので、映画の内容も載ってる画集みたいな立ち位置のパンフですけど私これとても好きです。厚みもあって、このパンフを手に取るたびにゴーストさんのことをきっと思い出せるっていう感じのパンフです。

 

ラストは今年のマイベストパンフで賞

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言うまでもないですね!!

「サイダーのように言葉が湧き上がる」です!!

今年マジでこれ以上のデザインのパンフないと思う少なくとも私が手にした中では!!

TOHOシネマズで袋どうしますか?って言われて断ったものの、手持ちのエコバッグにギリ入らなくてwww作中のフジヤマさんよろしく抱いて帰った思い出!!

でも多分そうすることが1番正しいパンフでもあったと思う、そのくらい素敵なパンフだと個人的に思います。

パンフの内容としては正直そこまで分量があるわけではないんですけど、映画の中に出てくる俳句が全て載っているというのは正解オブ正解すぎて、それだけで花丸満点って気持ちになる…

好きな人しか見ないタイプの映画だったので、これも映画見たらパンフマストバイ!みたいな感じだったのに品切れ続出で買えない人だいぶいたみたいで残念。

この間の上映イベントで再販したみたいなんですけどたくさんの人に絶対に映画とセットで見てもらいたいパンフレットの一冊。

この規格のパンフは作るのも大変だったろうな…レコジャケパンフは2019年の「イエスタデイ」もめちゃくちゃ可愛かったんだけど、あちらはB5変形サイズくらいの小さいやつだったので本物のレコジャケサイズのパンフは私は今作で初めて出会いました。

今年1番買えて良かったパンフです!!

 

他にも燃えよ剣新撰組年表が良かったとか、ブレイブの三浦くんのページで泣きそうになるとか、エヴァのパンフの袋開けにくすぎるだろ!!とか、唐人街探偵TOKYO MISSIONの謎TOKYOマップが割とツボだったとか、あと見てないのに買った「すばらしき世界」のパンフのシナリオ決定稿全部載ってんのすごすぎとか本当に色々あるんですけど収拾つかなくなるのでこのくらいで!!

高いだけで情報量少ないパンフが減って、情報量が多くて装丁が素敵なパンフに来年も出会えたらいいな!!

2021年上半期見た映画

今年も半年過ぎましたね!!

映画館、半分くらい開いてませんでしたね!!

意味がわからないよ〜〜〜勘弁して欲しい…

 

そんなこんなで今年上半期(1〜6月)に見た映画のまとめです。

 

◼︎1月

燃えよデブゴン

大コメ騒動

銀魂 THE FINAL

聖なる犯罪者

オンライン試写会→ダニエル

◼︎2月

マーメイド・イン・パリ

◼︎3月

太陽は動かない

シン・エヴァンゲリオン :|| (IMAX)

ガンズ・アキンボ

トムとジェリー(日本語吹替版)

まともじゃないのは君も一緒

ブレイブ-群青戦記-

オンライン試写会→騙し絵の牙

◼︎4月

バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜

るろうに剣心最終章 The Final

◼︎5月

くれなずめ

ファーザー

◼︎6月

るろうに剣心最終章 The Beginning

劇場版鬼滅の刃 無限列車編(ドルビーシネマ)

ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち

劇場版 少女歌劇レヴュースタァライト

キャラクター

 

20本+試写会2本しか見られなかった…更に鬼滅は旧作…おのれ…しかもるろ剣まだどっちも見たいのにどんどん回数減らされてく…

20本の中からベスト10だと半分になっちゃうけどせっかくなので見た中でベスト10を

 

1 まともじゃないのは君も一緒
2 ブレイブ-群青戦記-
3 るろうに剣心最終章(どっちもだけど特にThe Beginning)
4 燃えよデブゴン
5 キャラクター
6 バイプレイヤーズ
7 劇場版少女歌劇レヴュースタァライト
8 聖なる犯罪者
9 ガンズアキンボ
10 ファーザー

 

かな…

まともじゃないのは君も一緒、今年見た中で一番好きなので円盤を予約しました。そしたらもう7月にWOWOWで放送するんだってさ。まあ円盤は買うけどな。めちゃくちゃ好きなので。

あとブレイブは予告詐欺すぎる、私は大好きです。人は選ぶ。すごい死ぬので。あんなに高校生が死ぬ映画シグナル100以来に見たよ〜(最近です)

5位6位はキャラクターとバイプレイヤーズで迷う感じ。

パンフ加点考えたらバイプレイヤーズが上かもしれないけどwキャラクターは攻めた作りがすごくよかったので。これもすごい人が死ぬな、作中でFukaseが言ってたセリフが妙にツボったんですけどネタバレなので見てください。人は死ぬけど面白かったです。

バイプレイヤーズのパンフはめちゃくちゃよかったので名脇役と呼ばれる俳優さん好きな人はみんな買って欲しいというかああいう本を出して欲しい。すごく良い資料。

あとは何も知らずに特攻したレヴュースタァライトが「わかる」しかなかったのでTwitterで騒いでくれたオタクの皆さんありがとう。やっぱオタクが大騒ぎしてる作品には輝きというか特別な何かがあるよね。映画館で体験できて感謝。

それはそうと人が死ぬ映画率が高い。

洋画は少ないのにな。そもそも公開されてないんだけども。

3月の映画館がすごい豊作だったんですよね…4月入ってさ…すぐ映画館閉まっちゃってさ…本当に恨む

おかげで鬼滅のドルシネを見るのに何ヶ月も待つ羽目になってしまって。見られたんでよかったんですけども(−_−;)

去年の秋くらいに書いた記事みたいに予告編もここに一緒に書こうと思ったんだけど今ちょっと忙しいのでまた時間がある時に出来たら追記しようかなと思います。

次から次へと延期するから映画館に貼ってあるポスターもそもそも公開日が印刷してない仕様になったり、公開日の上に「近日公開」の紙が貼られたり新しい公開日の紙が貼られたりしてて映画館のスタッフさんも大変だったと思うよ!!補償金出してあげてくださいたくさん!!

予定通りに公開して良かった映画、延期してダメだった映画、色々あったけど。

るろ剣はせめて50億と25億くらいは稼いで欲しいな…というお気持ち。

今時あんなにちゃんと時代劇の文法に則って予算かけた映画作られないと思うので(しかもエンタメ方面に振り切ったFinalとドラマに振り切ったBeginningとどっちも成功してると私は思ったので)

下半期はゴジコンからスタート予定

夏映画からの下半期も楽しみですね!!

2021年1〜4月期ジャンプ+読切まとめ

皆様ジャンプ+ことジャンプラ読んでますか?

私ジャンプラの読み切りが大好きでして、ジャンプラの読切というかジャンプに集まってくる作家さんの読切が多分好きなんだと思うんですけど。

ジャンプラすごいんですよ読切。「こんなん無料で読んで許されるん?」みたいな読切の宝庫でして。もちろん講談社さんとかの読切(コミックDAYS|新人賞作品一覧)もすごいんですけど全部拾いきれてないのでここではジャンプラの読み切りに絞って書きますね。

最初一年間で総まとめ書こうって思ってたんですけど、あまりにも豊作すぎて一年経ったら絶対手をつけるの大変だろって思ってしまったので半年で…書こうと…思ったんですけど半年で書くのもなんか…量多くない?って書いてて思ってしまって…皆さん比較的時間あるGWに読んでもらえらた良いかなって思ったので1〜4月でまとめました。

すみません中途半端で…四半期に1回書けばよかったこんなんなら、と思ったけどそしたら次は8月末と年末に書けるからこれはこれで良いか(開き直り)

あくまでも私が好きだったもの、私の好みだったもののまとめです。

まだ皆さんが読めていなかった新しい読切に出会ってくれたらジャンプラの読切のファンとして嬉しいです。

あと作者様のTwitterがわかっているものに関してはTwitterへのリンクをつけさせていただいております!もしリンクが不都合でしたら消しますのでご連絡いただけたら…!

 

◼︎2020年12月末〜2021年1月

恋愛漫画読切特集を年末年始にやってたので年末のやつから書かせてください。

「呪いにかけられて~ちんちん爆発恋物語~」/イワムロカツヤ (@55XRBQ0D9V1Ao1c) | Twitter

これタイトル本当にどうかと思うやつなんですけど読んでもらえれば良さが伝わると思う…いや下ネタではあるんですけどめちゃくちゃ純愛なので、読んで衝撃うけました。個人的にめちゃくちゃ好きなやつです。説明するより読んでもらったほうがいいタイプのやつです。

 

探偵なんですが/大森 (@p_maco19) | Twitter

はい皆さんご一緒に!「こういうのでいいんだよ!」

登場人物に嫌味がない上にヒロインが真っ直ぐで可愛い!気持ちよく読めるし綺麗にまとまってて続きが読みたいまであるところが好きです。

 

正反対な君と僕/阿賀沢紅茶 (@agasawa_tea) | Twitter

好きな人に素直になれないギャルを嫌いな人類いる?くらいに思ってるんですけどこれ本当に流されギャル→塩対応メガネくんへの恋心真っ直ぐすぎて「…すきじゃんこんなの…」以外に言葉が出ないやつでしたね…。

 

リワインドザメモリーズ/めかぶ (@mee_ori) | Twitter

恋愛じゃなくても確かに想い合う「好き」って感情は世の中に当たり前にあって、それはまあ家族的な愛情に似たものなのかもしれない。

こういうハッピーエンドの漫画ってありそうであんまり見かけないからいいなーと思った。

めかぶ先生は無花果と陰日向 - めかぶ | 少年ジャンプ+こちらも「男女の恋愛ではない愛情」のお話を描いててこれも私は好きなのでお勧めしたい。

 

◼︎2月

それは深い海の底/二三五七@ジャンプ+で読切掲載 (@pn_2357) | Twitter

2月掲載にするのもったいないくらいの夏に読みたい漫画。海と出逢い海に還る魂のボーイミーツガールはすごく綺麗な作品で、映像化しても良さそうと思えるほど。

街中が海の描写が本当に好き!

 

ヒーローコンプレックス/タイザン5 (@taizan_5) | Twitter

お兄ちゃんがどこまでも弟のヒーローなところ、シンプルに刺さった。

弟が兄をモデルにして作ったキャラと兄が重なる演出、すごくベタなんだけどああいうベタが私は大好きなので…兄弟っていいですね…

 

クローゼットガール/朱井よしお

ジャンプラで[1話]秘密の果実 - 朱井よしお | 少年ジャンプ+を連載していた朱井よしお先生による読切なんですけど、構成があまりにもうますぎて3回読み返してしまった…何喋ってもネタバレになるタイプのやつなのでとにかく読んで頂きたい。

そして1回読んだあともう1回読んでほしい。

幼い子供が虐げられる描写があるので苦手な方はご注意ください。

 

午前0時の証明/Fuki (@fuki_ii) | Twitter

クローゼットガールの次の日にこれが載ったので「何でジャンプラって課金できないん?」って思わず頭を抱えてしまった。

タイトルも映画みたいで好きなんだけど、内容のドラマチックさもとても好みで満足感がすごかった。

「自分」という存在の見た目が不確かなものだったらどうするのかな、って考えさせられるところもあって、ほんとレベル高い。希望があるところも含めて大好き!!

 

◼︎3月

二番目の運命/幌山(ぽろやま) (@porosanba) | Twitter

これ掲載当時散々バズってトレンドにも入ったのでわざわざこのブログを読んでくださるくらいの皆さんなら読んでると思うんですけど(?)、オタク「運命」に弱いでしょ(主語が大きい)

死人には敵わないと思っても愛する人を諦めきれない強い気持ち強い愛みたいなやつみんな好きじゃん…(私が好きなだけです)

オチの優しさも含めて本当に良作。ジャンプ本誌には多分載らないタイプの作品だからジャンプラに感謝!

なお幌山先生は他社でも読切が受賞掲載されたりしているのですが、イブニング漫画大賞ページに載っていたこちら「AIの行方」が個人的にとても好きでした。

生と死と、愛と、遺されたものの想いというテーマは同じだけど毛色が少し違うので。

 

お母さんを愛していなかったお父さんの話/梶川岳 (@toon0208) | Twitter

これ最初ジャンプルーキーにネームで載ってて大好きだったのでちゃんと漫画としてジャンプラに載ってくれて嬉しかった。

「愛」の形はひとつではなくて、それを感じ取る思春期特有のめんどくさい空気感も含めて好き。私が梶川先生が描く思春期特有の空気感が好きなだけなんだけど、淡々としてても感情の動きが分かるのがいい。

 

ミーシア/吉野マト (@yoshino030317) | Twitter

これもめちゃくちゃバズってたのでもうみんな読んでると勝手に思ってるんだけど読んでない人に読んで欲しいので…藤本タツキを連想した人めちゃくちゃ多かったみたいで私もその1人なんだけど、全体的にすごく映画っぽい(藤本先生の漫画も映画っぽいと思って読んでる)

18歳でこれだけの描写力、末恐ろしいなと。ページ数の多さが全く苦痛じゃなかったので素直に好き。大学受験を犠牲にして描いたというだけあると思う。この先もいろんな漫画を描いて欲しい。

 

死体と、1スーにもならない/遥川潤

突如始まった「ジャンプの漫画学校」という読切シリーズの中で個人的に1番刺さった作品。

殺伐リョナ百合というメジャー誌で読まされたらびっくりしてしまう感じの題材ながら、エドワード・ゴーリーの絵本のような世界観で私もそうだけど好きな人はめっちゃ好きだが人を選ぶみたいな漫画だと思う。

ゴーリー好きな人は多分ほぼみんな好き。

ダークな世界だけど暗くなりすぎずに読めてとても良き!

 

◼︎4月

咆哮JKシンドローム/吉村ソウタ ジャンプ+掲載中 (@sotayoshimura_) | Twitter

これも藤本タツキフォロワーをめちゃくちゃ感じたんだけどシュールというか…ペースを最初から最後まで崩さない勢いがあったので個人的にめちゃくちゃ好き…その妹なんなん…なんの説明もないまま終わるけどさあ…w

女の顔を遠慮なく殴れる友人くんが個人的好きポイントでした!!ラストにかけてのドがつくほど王道の兄妹の絆も!!

 

ふたりのロビンソン/凪松ひろ (@nagimatsuhiro) | Twitter

みんなこれ読んだらとりあえずスピッツの「ロビンソン」聞いてきて欲しい

めちゃくちゃ沁みるので。

こういう雰囲気の漫画が個人的に好きなんだけど、やっぱり人との出会いで変わっていく運命、変えていきたいという願い、前向きな未来みたいなやつがどこまでも好き。優しい。

 

底へ/カシミハル (@ya_si0) | Twitter

めちゃくちゃドラマチックで美しい物語で好き。

ロボットがヒトみたいに思考してるのも好きだし、クラゲMIXの深海人魚のデザインも可愛い!長い時間を経ても夢が叶うのはロマンだなぁと思う。

人魚の台詞文字が可愛い。

 

4分間の終わりに/平浜矢陸 (@hira_hamaya) | Twitter

殺し屋の女と死神の一生をかけたドラマ。

良質な映画を見てるような読切で、これ映像化見たい!と思ってしまうほどの作品でした。

「殺す」生業でしか繋がれなかった2人の最期の瞬間までの命の輝きが眩しい。

 

二人でハニーバニー/窓田究コ

前作宇宙、レモン味 - 窓田究コ | 少年ジャンプ+がめちゃくちゃ好きすぎて再登場を願いまくってたので今年も早いうちに読めて嬉しい窓田先生の新作。

前作よりはスッキリ感が少ないので人を選ぶだろうなというのは考慮の上で私が好きなので推したい…!

搾取されてる人間って、搾取から逃げ出す術をそもそも持ってないから「そんな簡単なことで!?」みたいな簡単な事で解決したりしてね…現実に照らし合わせると苦い。

「二人」の前途は楽ではないだろうけどせめて少しでも明るくありますように。

 

◼︎各種漫画賞

無二の証明(2021年1月期シルバールーキー賞)/すぅ👻 (@suu_san_g) | Twitter

主人公が「見えないものを見て殻を破る」話。

シンプルな成長譚で、絵も綺麗で見やすいし読みやすくて良かった。

 

人生万歳(2020年12月期JUMP新世界漫画賞佳作)/DODOTAN (@DODOTAN_) | Twitter

10代でこれ描いてんの渋すぎてすごいなと思った。

『死んだら飲食禁止じゃない「美術館」に行く』って台詞10代で出なくない?センスの塊すぎる。

今後の作品が楽しみ。

 

魔彫りの紋(2021年1月期JUMP新世界漫画賞佳作)/吉田B6 (@B638706627) | Twitter

これこのまま本誌に読切で載ってても個人的には良いなと思うくらいに見えた。

家族との関係とか絡めての物語、ストレスなく読めて面白かった!

 

HAPPY VA AS DAY(UBIゲーム漫画賞大賞)/長瀬宙夢 (@nagase_hiromu) | Twitter

ファークライ3っていうゲームの話らしい。

ゲームのこと何一つ知らないんだけど、「1人の少年が悪役に堕ちるまで」を描いためちゃくちゃ読み応えがある漫画で凄い。ゲームにちょっと興味が湧いた(そういう目的の漫画賞だと思うから本当に満点では?)

母親がシンプルに怖すぎ。

映画見てるみたいで良き!

 

勇者先生(2021年2月期JUMP新世界漫画賞準入選&超新星賞)/和邇

画力が追いついていないのを差し引いてもこんな面白い漫画そうそう読めないだろ…って感服するレベル。漫画はネームが命。

この絵も作品の世界観にあってて個人的には好きというかあまり洗練されすぎないで欲しさまである…

先生の苦しみも一葉ちゃんの苦しみもラスト胸に迫りすぎて苦しくなった。沢山の人に読んで欲しい。

 

深海とごちそう(2021年3月期ブロンズルーキー賞)/安芸勘谷(あきかんや) (@akikanya) | Twitter

カニバリズム描写があるので苦手な人は注意。

現実でも稀にある(ひかりごけ事件など)やつだけど、ジャンプ系列媒体で見るとやっぱり異質感ある。作者さんこれが初投稿作品らしくてすごい。

命を繋ぐための選択と、残れる命と喪われる命を考えてしまうけど、ラストの台詞でグッときた。

 

とりあえず1〜4月期はここまで!!

本日4/29からGW読切祭28連弾!! - 少年ジャンプ+が始まったんですけど、それは分割しないでまとめたいので4/28までの読切でまとめました!

私と漫画の好みが合わない人は「合わねえな」と思ってくださいw

今年の残り8ヶ月もジャンプラの読切もルーキーも楽しみです!!

雪組東京公演「fff-歓喜に歌え-」私視点の覚書、忘備録

残り3日になった今これを書いているんですけど、私正直に言うと今回どちらの作品もそこまで好きではなくて、それ故に咀嚼にめちゃくちゃ時間がかかってしまいとても不甲斐ない気分です。
でも贔屓の退団公演で幸運なことにそこそこの回数見られているので後半のA日程をメインに「私が見てるココ!」を箇条書きでつらつらと書きます。
Twitterで書いたことも一通りここに書くかなと思うので既視感あったらごめんなさい。
ネタバレは当然のようにしますので、見てない方、自分の目で千秋楽ライビュを見るまでは余計なノイズを入れたくない方は読まないでくださいね。
あくまでも私の解釈で私が見ている視点でのfffです。よろしくお願いします。

 

◼︎第一場 天国の扉
・下手側から出てくる死者、白いお衣装のおーじくんがめちゃくちゃかっこいい
・あとひらめちゃんが真っ白でとても綺麗
・みちるちゃんモーツァルト、鬘の中にピンクが入ってるんだけど、クラシカロイドモーツァルトも髪ピンクなのでちょっと思い出すし可愛くて好き。モーツァルトのお衣装には♯のモチーフ(左足太もも部分)
・あがたテレマン上着のジャケット背中側に♮、まなはるヘンデルはジャケットのフロント部分とジャケット下に着てるベストの左下に♭のモチーフが刺繍されてる
・ケルブ様の説教曲のメロディに合わせて踊る天使たち可愛い

 

◼︎第二場 プロローグ〜fff〜
・望海さんルイ、最初のオケピ内での指揮シーンの手がめちゃくちゃ綺麗。本当にありがたい。ずっと見ていたい
・A日程の時ここで楽員やってるブーケちゃんが超可愛い
・B日程の時このおけぴにいるトサカみたいな上にピョコッとした髪型の一禾見るのすごい好きだった
・ルイを見守るように階段の一番上の位置に座ってる小さな炎のひーこ、音に合わせて体を揺らしてる様とか赤やオレンジが入ったト音記号みたいな髪型がとっても可愛い
・舞台の真ん中でルイとナポレオンが踊るシーン好き

 

◼︎第三場A アン・デア・ウィーン劇場-楽屋-
・夢白さんジュリエッタ、最初の頃は控えめに「ルイ!」ってルイに抱きつきに行ってたけど、後半になるに従ってルイの音楽に興奮が収まらないみたいな、最初よりもっと嬉しそうというかテンション高めというか、そんな感じになっていったので最初より今の(後半の)ジュリエッタの方が好き
・額縁の中のモーツァルトテレマン鑑賞タイム。いつもすごい仲良しで色々やってて主にモーツァルトがとっても可愛い!
・あとモーツァルトサリエリのことめちゃくちゃ嫌ってるので、サリエリがルートヴィヒについて何か言うたびに「いー💢」とか手で持ってる羽や手で「シッシッ!」とかずっとやってるので超可愛い
・「英雄」を捧げる相手は決まってるってルイが言った時に額縁の音楽家たちが「しーっ!!」みたいなんずっとやってて、それがナポレオンだってルイが言った時に「あーーもーー言っちゃった…」みたいになるのも可愛くて好き
・ここのカリ様メッテルニヒずーっと険しい顔してて眉間の皺が最高

 

◼︎第三場B ナポレオン戦争
・ここの舞台転換好き盆回しとセリに弱いので
・ナポレオンの兵士として出てくるまっちーがこの後貴族役ですぐ出てくるので1人だけ化粧の毛色がちょっと違うのつい見てしまう
・A日程大砲隊の麻斗海伶くんが腹を撃たれてると思うんだけど、そのあと割と元気なのでお腹大丈夫かな、かすっただけなのかな?っていつも思う
・ナポレオン、ルイ、メッテルニヒのトライアングル。舞台のセリの上にいるメッテルニヒと、花道にいるルイの歌声が交わるところのメッテルニヒの佇まいめちゃくちゃカッコいいので目が足りないけどいつも見てる。二階席で見ると目が合いそうでドキドキする。

 

◼︎第三場C アン・デア・ウィーン劇場-ロビー-
・さっきまでナポレオンの兵士として戦ってたまっちーがガレンベルク伯爵として登場。さっきまでナポレオン側で戦ってたのに「またナポレオンが勝ったのだとか」って忌々しげに言うからいつもどの口が!?って思う別の役だけど…笑
・ルイがジュリエッタに求婚してる辺りで階段上にジュリエッタのお母さんグイチャルディ夫人のうきちゃん&羽織ちゃんが「あの子ったらどこにいるのかしら」みたいにロビーを眺めてるのが好き。見つけた時の「また平民なんかと」みたいなグイチャルディ夫人の顔ね…
・ルイの「王侯貴族の使用人として曲を書くことはしない」の時に音楽家3人が割とリアクションしてて、その中でも特にモーツァルトが「お前ー!!」みたいになってるの可愛いモーツァルトずっと可愛い天才
・この場面のルイ、ジュリエッタに対して随分子供っぽいというか「それが全てだろう?」とかの言い方が幼い日があったりした

 

◼︎第四場A アン・デア・ウィーン劇場-劇中劇-
・盆が回ってきてピアノの上にいる謎の女真彩ちゃんの歌う月光が音量ppなのにすごい綺麗に聞こえるのはいったいどう言う仕組みなのかと
・黒炎のナナ&エミリ、結構踊っているのに足音がしない感じの舞ですごい
・しゅわっちウェルテルの「ピストルを拝借願えますまいか」をきいたあゆみロッテが怪訝な顔した後にハッ…!!として、それでも謎の女→黒炎と手渡されてきたピストルをウェルテルに渡す時にすごく悲しそうな顔してるの好き
・ウェルテルの「どうぞさようなら」で盆が回って行く時にもロッテ切なげな表情してる

 

◼︎第四場B アン・デア・ウィーン劇場-ロビー-
・祝え!100期のオタクのためのサービスシーン。羽織ちゃんにもう少しセリフください!
・ここの銀橋ルイ、あーさゲルハルト、ひらめちゃんロールヘンの会話。ジュリエッタがガレンベルク伯爵と婚約したとロビーが沸きたった瞬間のルイの横顔が下手〜センターあたりから見ると本当に美しい
・あやなルドルフ大公が婚約知った時にすごくびっくりしてるの好き(その後の「彼女はルートヴィヒを」に自然に繋がるので)
・BGMが歪む少し前からオケピの階段のところにスタンバイしてる謎の女にスポットライト当たる瞬間が好き
・「そんなはずはない」の言い方、「そんなはずないんだ!!」みたいな時と「どうして…いやそんなはずは…」みたいな戸惑い混じりの時があって戸惑いの言い方の方が好き
・最初の頃は謎の女の「聞こえないのね」も「どうしたの」ももっと低めの部分で話しかけてくる感じでホラー感あったんだけど後半の今はもうそこまでホラー感がない
・「ロールヘン助けて!」の前に謎の女がゲルハルトの目元を手で目隠しするとゲルハルトが眠ると言うか昏睡する感じで下手に捌けて行くんだけど、この後ショーの千夜一夜の場面でも真彩ちゃんがあーさを同じような振りで眠らせるシーンが出てくるのでここをちゃんと見ておくとショーでフフッてなれます
・「ロールヘン助けて!」が青年の時と子供の時があるんだけど子供の時の方が断然好き。多分幼い望海さんが好きなだけ(私が)
・ここで出てくるウェルテルとロッテは劇中劇の2人と違って明らかにルイを死に誘う顔をしているので見られる人は見て欲しいしライビュで少しでも映って欲しい

 

◼︎第五場A 不幸の記憶-ボンの生家-
・ルイの心の中の小さな炎とお母さんの顔が同じひーこなのがとても好き

 

◼︎第五場B 不幸の記憶-選定侯宮殿-
・誠に結構〜♪を歌ってる叶ゆうり選帝侯の心に浮かんだモティーフ、最初もう少しサラッと気味に歌ってたと思うんだけど後半日程になるに従って最後の「フフフン♪」の前のタメの休符が長くなってて面白い
・「♪モーツァルトの再来か?」の時に上手側下にいるモーツァルトが「一緒にするな!」みたいなリアクションしてる
・「そんな変な歌」言われた後の選帝侯のショックの受け方尋常じゃなくて、ずっとブルブル震えているんだけど(父親がルイを叩いた時も、目の前で暴力が振るわれたことは上の空だったりする)盆が時計回りに回って行く最後までめちゃくちゃショック受けてて、これは下手に座らないと最後まで見られないんだけどあんこちゃん貴族とかにあの山のように積まれたマカロンなんかを「お菓子でも召し上がって気分直しされたらいかがかしら💦」みたいに振られてもちょっと間を置いて首を横に振りながらずっとブルブル震えているので身分が高すぎて人にバカにされたことなんか生まれてこの方なかったんだろうなって思ういつも

 

◼︎第五場C 不幸の記憶-ボンの路上-
・幻影のロールヘンとジュリエッタが現れて謎の女が「裏切られたわ〜♪」って歌うところ、最初は愛しのロールヘンやジュリエッタと踊ってるつもりだったルイは愛しそうにしてるのに、どちらも途中から謎の女に変わった時のバッ!!と離れる感じ、怯え感があってとても良い
・大人のルイが子供のルイに銃を向けるところ、すごい震えてるというか怯えている日があって、不幸な過去の自分を消し去りたいのに消せない(撃ち殺せない)感じがたまらなく良い
・銃を向けられた子供ルイの硬直感すごいので見られる人見て欲しい円盤にも入って欲しい

 

◼︎第五場D 救済の記憶-ブロイニング家の居間-
・上手袖から出てくる愛すみれブロイニング夫人とメイド有栖ちゃん、毎回話してる内容がちょっとずつ違う。パターンはあるけど組み合わせが違うというか(「上手に焼けたわね」「いい匂いね」「綺麗な焼き色ね」「やっぱり焼きたてが一番ね」「このレシピが一番ね」などを組み合わせてる)
・fみっつはなんて読めばいい?ってロールヘンに聞かれたゲルハルトが指を折りながら「フォルテッシッシモかな?」って言ったあと上手側でゲルハルトとルイが指折りながら話してるところ、可愛くていい
・お父さんがきて、それに気付いた瞬間のルイが一瞬で硬直する様、めちゃくちゃ「被虐待児」で本当にすごい。全身の強張りがすごい。
・お父さんの手からルイが金貨の袋を叩き落とす場面、一度オケピのふちくらいの位置(照明があるから中に落ちたりはしないけど落ちそうなほどの位置)まで飛んで行った日があって、ゆめくん執事が舞台の際まで拾いに行ってた。ちょっと空気がピリッとしたのでよかった。
・「ちっさな炎はこの中に」でセリの上の小さな炎にスポットが当たるところすごく綺麗

 

◼︎第五場E 革命の記憶-ボンの丘-
・あみちゃんの青年ルイの音がめちゃくちゃ望海さんに似てて本当にびっくりする
・小さな炎の足を前に伸ばして体を前に倒すみたいな振りがめちゃくちゃ形が綺麗なのでいつも見てしまう。好き!

 

◼︎第五場F ナポレオンの戴冠式
・「会ったこともないナポレオンのファンなの?」にルイが「失せろ!」っていうところ、小さな炎が謎の女に敵対心の眼差しを向けていて、ルイの失せろよりも一瞬早く「失せろ」みたいに腕を動かしてる
戴冠式参列者、一番上の段の一番上手端にいる夢白さんがめちゃくちゃ美人!
・ここの舞台転換すごく好き、ゲーテが上がってきて歌い始めるあたりとか舞台機構フル活用という感じで
・民衆女の最下手でストップしてるナナちゃんがブリッジのまま動かないのがすごすぎる

 

◼︎第五場G ハイリゲンシュタットの遺書
・望海さんと小さな炎の独壇場すぎて特に述べることがないすごい場面

 

◼︎第六場 野外コンサート
・大砲と一緒に出てくる楽員の皆様大変楽しそうな場面。B日程は一禾、A日程はピヨタ、麻斗くん、ブーケちゃん、ももちを主に見てるけど、胸を叩くような振りのところ娘役が割と男前で見ていて楽しい!
・貴族の叶ゆうり(赤いジャケット)の「煩い!」の顔すごい好き
・ルドルフ大公の銀橋での歌の時に隣から楽譜を覗き込むモーツァルトの「どれも傑作だ〜!!」めちゃくちゃかわいい!!
・最後の「勝つのは我ら!」の時の楽員のももちの目をかっと開いてるところすごいかっこいいので好き

 

◼︎第七場 ルートヴィヒの下宿
・家政婦あんこちゃんの掃除しながらの愚痴コーナー、最初はあんなにしっかりマイク入ってなかったよね?後半は大変楽しませていただいております(「わたしゃこれでも結構我慢強い方なんだけどね」とか「怒らせたら怖いんだからね!」とか「私にも物申す権利があるはず」とか「本当は料理の方が得意なんだけどね!掃除よりも!」とか色々)
・お暇させていただきます!からのタライに楽譜突っ込み出て行く場面も楽譜をタライの中に押し込んだりかき混ぜたりぐちゃぐちゃにしたり色々していて楽しいけど、あのタライ水入ってるんだよね…(床の拭き掃除に使ってるタライなので)
・「おいお前」「なあに?」で桶を押しつけられる謎の女、最初はもっと淡々としてたのに最近ちょっと可愛い
・アドリブに関してはネットの海で山のように見られるので割愛するけど、ルイの自由度がどんどん増してるなとは思う
・「君へのオマージュだぜ」の時のルイの悪戯っ子みたいな顔めちゃくちゃ好き
・エセ皇帝への葬送行進曲に合わせて掃除する謎の女のほうきとちりとりが成功してたの1回くらいしか見てない。あまりにも下手くそが過ぎて愛しさがすごい…
・ここで回る盆に合わせて次の場面を見る謎の女の目線が好き
・センターに座るとピアノと一緒にセリ下がって行くルイたちが見られるんだけど、この場面の冒頭でルイがピアノの近くに楽譜を落として家政婦がそれを拾わなかった場合セリと一緒に楽譜が落ちて行くことがたまにあって、あれ下でバサバサ落ちた楽譜をスタッフさんが拾ってるんだと思う(最近は家政婦さんがピアノ近くの楽譜ちゃんと拾ってるからセリと一緒に楽譜落ちるの見てないな)(下で散らばると大変なのかな)

 

◼︎第八場 ナポレオンの陣中
・後ろの錆びたみたいな色の地図と三色の旗のセットが結構好き
ゲーテの「あなたの能力に時代の手段が追いついていない」の「いない」からアヤナギ先生を感じる(ここの場面のゲーテのセリフからちょいちょいアヤナギ先生を感じる)

 

◼︎第九場 ルートヴィヒの下宿
・ひと場面置いただけで部屋めちゃくちゃ綺麗になってて本当にびっくりする。前の場面であったピアノの上の山積みの本と楽譜、奥側の床に置いてあった瓶がたくさん入った木箱と本、タンスの上の本と倒れた燭台と斜めになったまま直されていない写真立て、全部綺麗に片付いている…すごい、すごいぞ謎の女
・ルイがパンを投げた後に拾ったパンとルイの座ってる椅子にかけてある白い服をタンスに一緒にしまう謎の女、本当にやめた方がいいと思う絶対カビが生えるので…
・いつもと服が違う謎の女に気付いて二度見するルイ、バッ!てすごい早さの日とゆっくり二度見の日がある
・「俺が変な想像したら?」のルイ、手がハンドパワーみたいになってるのちょっと面白い。全身舐めるように見てる時と上だけ、下だけ中心で見てる日とが色々ある
・ルイが謎の女に近付くときにスカート踏まないのすごいなと思ってたけど、踏んでた時も初期はあったらしい
・ここのイチャイチャもTwitterとかでたくさんあるから割愛…謎の女が最初期は割と淡々としてたのにもうここ最近はこの辺の場面かなり素が出て可愛くなっちゃってる
・「ナポレオンの次はこの人のファンなの?」に対する「あぁ!」はもうなんか子供っぽい時多くてすごく可愛い。ドヤって感じで「あぁ。」みたいな時もあった。本物を理解する男

 

◼︎第十場 ボヘミア地方テプリッツの庭園
ゲーテの♪ようこそボヘミアへ〜に合わせてルイが謎の女に「彼が何を言ってるか教えろ」っていうジェスチャー、最初のうちは手で指示してるだけだったような記憶があるんだけど最近は自分の耳を指で指してから手で指示してるみたいになっててわかりやすい感じ
・謎の女の通訳、虚無っぽい(言われたように淡々とこなしてる)日もあればちゃんと聞いて割と親切にルイに語りかけるように歌ってる日もあって、後者の方が人間っぽくて個人的に好き
・ルイの「どう思われましたか〜♪」は素直に感想を聞きたい(ゲーテに会えて嬉しい、感想を!)みたいなニュアンスの日と私の作った曲はいいでしょう?ぜひ感想を!みたいなニュアンスの時があって、後者の方が懐いてる人を目の前にした犬みたいで私は好き
・下を皇帝が通りかかった時に帽子を取ってお辞儀をするゲーテにすごいびっくりして拗ねた子供みたいに仁王立ちするルイ、本当に子供っぽい可愛い(無礼)
・この時上手手前のベンチにいる音楽家たち、モーツァルトが羽くるくる回しながら「ほら!お辞儀だよ!!どうしてしないんだ!!」みたいにしてるのが大変可愛い
・この場面の音楽家たちすごいルイとゲーテの話聞いてていちいちリアクションしてるのがとても良い
・「奴は負けない」が「奴は負けない!」の時と「奴は…負けない…」の時がある
・ルイとゲーテが下にいる時上にうえんつ、かりあん、ゆめくんの100期が揃っている(汐聖くんも欲しかったな)

 

◼︎第十一場A ウィーン会議
・「♪ブルボン王朝を復活させよう」の歌詞の辺りで民衆がくるくる回るような振りがあるんだけど、毎回ちょっとひかりふる路思い出す
・民衆に紛れる音楽家たちもワタワタしてて可愛い
サリエリ登場場面、イントロで手をくるくる回す振りのとこすごく好き。サリエリあすくんの滑舌がめちゃくちゃよくて最高
・段上メッテルニヒの執務室。警察のしゅわっちとゆめくんがだいぶかっこいいのでいつも見ちゃう
メッテルニヒが「君には聞こえないからだ」した時のルドルフ大公の表情が最高なんだけど映像に残るのだろうか
・ルイが立ち去ったあとメッテルニヒが警察に対して耳を指差して手を広げるジェスチャーをしてる(耳のことを広めろ)の好き
・それで警察がサリエリに耳のことを告げるところまでしっかり謎の女が確認してる
・指揮をするルイに合わせられなくて音がずれていくオケピ内の楽員、音楽が崩れてきたら隣の子とかと「えっなにこれ」みたいなリアクションしたりしてるのを上から見るのが好きなんだけど映像に残るのかな
・ルイの「もう一度最初からやり直せば…」を言われたルドルフ大公が悲しそうな、やるせなさそうな顔してルイの元から去るところ、あやなちゃん上手いなといつも思う

 

◼︎第十一場B 過去の幻影
・少年ルートヴィヒの「僕なんて死んじまえ」が「僕なんて…死んじまえ」ってタメてるのがすごく悲壮感出てていい
・「音楽我らを高く〜」のところ、ハッキリ気味よりも囁き気味に?消えそうに?歌ってる時が好き
・「孤独の道ひた走ろうと」のあと、最初の頃は続きを歌いかけて止める感じだったと思うけど最近は「権力の力」の「けんry…」くらいまで歌って止めてる
・ルイが歌ってる時にロールヘンが後ろの扉?みたいなところにスタンバイするんだけど、水色のお衣装が目立ちすぎるのでまず黒い布の目隠しがされてからロールヘンのスタンバイ→歌い終わってから登場の流れ、突然ロールヘンが出てくるみたいな演出で好き(後ろ向きで捌けていくロールヘンも好き)

 

第十二場 ブロイニング家の居間
・ゲルハルトの「ロールヘンの最後の手紙も同封した」、最後までしっかり台詞を言ってからルイが聞こえているのかいないのか…みたいな感じで胸元からメモ帳を出すという一連の流れだったのが、4/8のソワレ見た時に「ロールヘンの最後の手紙も同封s…」くらいで"あぁ、ルイは聞こえていない"みたいにハッとして胸元からメモ帳を取り出していてそれがめちゃくちゃ良かったのでその時の芝居のテンションにもよるんだろうけど、もし残るのであれば千秋楽映像とかこのバージョンが残って欲しい…(メモを見るまで何…?みたいな顔してるルイがまた分かってなさそうなのが切ない)
・この場面、音楽家やってたまなはる&あがたんが参列者として出演していて、りりちゃんをそっと慰めるように抱きしめるまなはるとピアノの側で悲しそうな顔してるあがたんがとてもよい
・ルイが倒れた後の小さな炎が本当に消え入りそうな表情で踊っているけど力及ばず黒炎に覆われる演出は好き

 

◼︎第十三場A 雪原〜夢のシンフォニー
・ここのルイのセリフ、ぽつりぽつりと多少なりとも感情が入ってるように言ってる時もあればもはや完全なる虚無みたいな時がある。「幸せになりたかった」とか「お前はモテたじゃないか、腹の立つ」なんか拗ねた子供みたいな時と心ごとどこか置いてきたみたいな言い回ししてる日があったりして毎度変化してたりする
・「音楽も戦術みたいだぜ」のところでバックスクリーンに雪の結晶が4つ並んでは散って増えていくみたいな映像流れるんだけどそれがすごく綺麗で好き(タタタタン!に合わせて雪の結晶が散る)
・「勉強が好きか!」「ん!」の「ん!」はルイがすごくいい顔をしてるので映像にいいアングルで残って欲しい
・勝利のシンフォニー、前列センター近くで踊ってる兵士のしゅわっちが飛んだ瞬間に撃たれてるんだけど撃たれ方が上手いの、さすがという感じがする
・雪のひまりちゃんがめちゃくちゃいい笑顔で踊っていてとても可愛い

 

◼︎第十三場B 彼女の名前
・「どこ行ってやがった」は力なく吐き出す囁き声みたいな言い方してる時が一番好き。「どこ…いってやがった…」みたいな感じの時
・謎の女が歌い始める時にナポレオンの銃をギターか何かに見立てて爪弾く動作をすると音楽が流れ始めるのがとても好き
・「お前は人類の不幸」、呟くように言ってる日とハッキリ不幸!って言ってる時があるけどハッキリ言ってる時の方が好き
・センターでルイに銃を向けた謎の女、後半日程になるに従ってこの時点で結構辛そうな顔しながら「死は救いなの!」を言っているので、大劇で見たトートの概念(的なもの)とは全く真逆の解釈すぎて見ながら咀嚼していく感じの場面になった
・「あなたを殺してもかまわないの?」で銃を持つ手から少しずつ力が抜けていく感じが好き
・「運命〜愛するよ」、ルイの底から出てくるような静かで温かい声の時がたまにあってハッキリ言うよりも彼女だけに語りかけるように言う時がとても好き。まだ2回くらいしか見られてない
・謎の女が抱き締めてきたルイの身体に腕を伸ばす時の指先の躊躇い感が最高なのでみんなに見てほしいし映像にも残っててほしい(この辺りで既に泣いてることが本当に多い謎の女)

 

◼︎第十四場 最後のシンフォニー
・「苦悩を突き抜け、歓喜に至れ!」でセリ下がっていくところ、いつも上を見ている運命の恋人が涙を流しているので目元から頬がキラキラしていて美しいの塊すぎる、ルイもすごく嬉しそうな顔してるので幸せそうで良い
・天使たちとケルブ様の歌ってるところも可愛いんだけど、謎の女が静かに置いていった銃を丁寧にさりげなく回収するケルブ様がとても良い
・「あなたも私も許し合えるだろう」を歌うのがメッテルニヒとルイのお父さんなんだけどメッテルニヒはともかくとしてお父さんは絶対に許されないことしかしていない(今回の作劇上)と言う気がして少し気が散る
・ゲルハルトの読むロールヘンの最後の手紙、ロールヘンの声が重なってロールヘンだけのセリフになっていくところの真っ白なロールヘンがめちゃくちゃ綺麗なので大好き!
・白いルイの「フォルテ!フォルテッシモ!!フォルテッシッシモ!!!」は2階席で聞くと耳の多幸感がすごい。それと降りてくる五線譜の電飾の影がルイの上に被る瞬間が私はとても好き、上に広がっていく音楽が舞台上でも存在してる感じがして
Twitterゲーテのカフスがト音記号というのを知ってからずっと見ているんだけど、腕を前に出したり上にあげたりした時しかよく見えないのでなかなか見る難易度が高いような気もする
・アンコールのあとの全員で踊るところ、子供時代のルイが真っ白なルイの周りでめちゃくちゃいい笑顔で踊ってるので、喜びの歌!と言う感じが極まってて良い
・マリーアントワネット様、ドレスが重すぎてあまりジャンプできてないの好き
・ラストシーンで運命の恋人が客席に背中向けてるのだけいまだに納得はいってないんだけど(ルイを称えてるので仕方ないとは思いつつ)、それにしてもあのヒールでめちゃくちゃ跳ねる運命の恋人と綺麗に広がるレースのマントは一見の価値があると毎回思う

 

以上!


見ながら色々考えたりもしたんですけど、退団公演なのでもう与えられた情報をきっと全部処理するのは無理なんだろうなと残り4公演になった今でも思います。
シルクロードまで書けたらよかったなと思ったけど無理そうなので退団直前の今私が見てるfffのまとめということでここまで読んでくれた皆様ありがとうございました。
もっとB日程も見たかったなあ…
退団者含め、雪組の皆さんが最後まで悔いなく舞台に立てますように!
おしまい。

2020年エンタメ摂取記録。

コロナのせいで引きこもっていたら気付いたら2020年が終わりますね。

いうほど引きこもっていなかった気もするけども…

去年もやったので今年もこれ、少し書こうと思います。

 

◼︎舞台

宝塚のチケットアホほど消えたしコロナのせいで予定とか都合が合わなくなったりして結局あんまり見に行けなかったですね…

宙組

エルハポン/アクアヴィーテ! 1回

雪組

ONCE 2回

NZM!! 2回

星組

眩耀の谷/Ray 1回

月組

WTT/ピガール 2回

その他

rumor〜オルレアンの噂 1回

ジャージー・ボーイズコン 1回

ローマの休日 1回

東山奈央10周年キャラソンライブ 1回

 

全部合わせて12公演ですって!!

信じられないくらい現場行ってないじゃん!!怖いわぁ…(なおワンスは2桁チケット持ってた)(怖さが増す)

 

◼︎映画

これはここ最近では見ました、だいぶ。舞台見に行けない鬱憤を晴らすかのように見ました。

全て映画館で見たもの、特殊上映や複数回見たものはカッコ内。配信で見たものは含めません。

上半期

パラサイト、(午前0時キスしに来てよ)、カイジファイナルゲーム、フォードvsフェラーリジョジョラビット、CATS、ナイブズアウト、シグナル100、1917命をかけた伝令、彼らは生きていた、ヲタクに恋は難しい、ミッドサマー(R15+版&DC版)、スケアリーストーリーズ、野生の呼び声、貴族降臨、踊ってミタ、恐竜が教えてくれたこと、新喜劇王サウンドオブミュージック(リバイバル)、ハリエット、ドクタードリトル、若草物語、ペインアンドグローリー、ソニックザムービー

下半期

風の谷のナウシカ(リバイバル)、私がモテてどーすんだ!、千と千尋の神隠し(リバイバル)、ダンケルク(ドルシネリバイバル)、人体のサバイバル!/がんばれいわ!ロボコンぐらんぶるドラえもんのび太の新恐竜、弱虫ペダルインセプション(IMAXリバイバル)、2分の1の魔法、海の上のピアニスト(イタリア完全版)、インターステラー(IMAXリバイバル)、TENET(ドルシネ&IMAXレーザーGT)、劇場版鬼滅の刃無限列車編(通常4回&BESTIA)、異端の鳥、とんかつDJアゲ太郎、ウルフウォーカー、博士と狂人、羅小黒戦記、シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!、劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン(ドルシネ)、燃ゆる女の肖像、新解釈三國志、ビルとテッドの時空旅行音楽で世界を救え!、劇場版ポケットモンスターココ

 

49本ですかね…

あとこれから鬼滅4DX乗車して今年はおしまいになります。

約束のネバーランドを見に行き損ねました…年始に行けたらいく。

映画に関しては今年はよもや映画館が日本から消える日が来るのでは!?からの鬼滅やべえなのターンでしたね。祭りすぎる(現在進行形)

今年映画館で見た映画の個人的なトップテンはこちらです

ジョジョラビット

②1917 命をかけた伝令

シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!

④フォードvsフェラーリ
⑤ミッドサマー(R18版)

⑥パラサイト 半地下の家族

弱虫ペダル
⑧踊ってミタ

⑨異端の鳥

⑩私がモテてどーすんだ!

 

全部がとても出来がいい作品というわけでもないし、上半期トップ10に入れていた作品

から外れてしまったものもあるんですけど、とにかくなんかこう…思っていた以上にしんどい時間が続いてしまったので「気楽に少し明るい気分で見終われる」作品の有り難さが身に染みました。

1位ジョジョラビット、2位1917は上半期から変わらず。この2本は本当に良い作品なので皆さんに見ていただきたいし1917のドルシネ上映まだ諦めてません!!丸の内ピカデリー様!!お願いします!!

3位に入れたシラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!は完全に「好き」です。それ以上でもそれ以下でもなく、本当に好きです。思わずブログを書いてしまったほどの「好き」でした。

幕が上がること、無事に終わること、全然当たり前じゃない世界にこの作品はとても沁みました。

出来の良さに抗えない部門(何それ)といたしましては6位パラサイト、9位異端の鳥を挙げさせて頂きますね。どっちもそんな好きな映画ではないですが抗えないですね。自分からすすんで見ることは今後はないと思うんですけど、ふとした時に「あの場面」を絶対に思い出す、そういう映画でした。

異端の鳥、予告編を見てからずっと見たくて、3時間の児童虐待とリョナを見せられる圧倒的な映像美という感じなので万人には全くおすすめできないんですけど、誰かの壮絶な人生のようなものを浴びることができる、というのは映画を見る上で他に替えがきかない体験だなって思います。

文章を読む、もそれに近しいんですけど、映画は直接視覚で殴ってくるので。

7,8,10位のペダル、ミタ、私モテの邦画3本

なんかね、あんだけリピートしてて鬼滅入れないでなんでこの3本なん?みたいなとこあるんですけど(自分ですら)、しんどかったのでしんどくない映画が死ぬほどありがたかった、それだけです。数年後に見たら「今年ならランクインしないわ〜」ってなる…なるかな…でもこの3本は丁寧に作られていたので良かったです。入れられなかったけどぐらんぶる、とんかつにも本当に救われました。ありがとうちょうどよくほどほどに丁寧に作られた邦画…これからも特にワーナーさんのボンクラ映画が特に大好きなので東京リベンジャーズとか本当に楽しみにしています。これからもそのままの君でいて。見に行けなかったけど前田建設とかも私絶対好きな自信ある。

4位FvFと5位ミッドサマーに関しては、FvFは現実は物語より壮絶だな…と思ったらミッドサマーが物語ってここまでやれるんだぜ!!っていう狂気を見せつけてきたので今年を象徴する2本かなと個人的に…ミッドサマー、悪夢だって言ってる人とセラピーじゃんって言ってる人とに綺麗に分かれる映画で興味深かったです。

あと10位以内には入れなかったけど特筆したい作品。

「スプリンパン まえへすすもう!」

これはもう絶対語らないと今年を終われないくらい下半期おそらく私をある意味で一番狂わせた作品。「がんばれいわ!ロボコン/人体のサバイバル!」と同時上映された5分のミュージカルアニメなんですけど、昭和のシュールを凝縮した狂気み強いロボコンの後に突然始まって突然終わる5分のジェネリック宝塚でして、こいつ何言ってんの?って思われると思うんですけど本当に宝塚なんで見てください。ショーです。サイトーショーなので。騙されたと思って。

見た直後の私のスプリンパン宝塚じゃん!!というツイート

Amazon primeで今なら無料で見られます。

YouTubeはこちら

「彼らは生きていた」

1917見た日にたまたまこれもやってることを知り、偶然とはいえ同じ時代の戦争映画じゃん!と思って飛び込みで見たんですけどこちらはドキュメンタリーに限りなく近い映像作品なのでしんどさが「物語」の映画とは段違い。1917を見た人は全員これをセットで見て欲しい。

そのくらいの作品です。

こちらはAmazon primeで有料ですが見られます。

「博士と狂人」

こんな質の良い映画が東宝とかじゃなくてテアトル系列でかかってるの本当に信じられないよ…地味だけどとても良い映画でした。

世界最大の英語辞典「オックスフォード英語辞典」誕生に纏わる話を映画化したものなんですけど、辞書って生まれた時から当たり前にあったものなので「古今東西あらゆる言葉を集めてその言葉の意味を定義する」をやらないと辞書って生まれなかったんだなという至極当然のことを考えもしなかったんですよね。

それって凄まじいことで、この映画を見て私はもう少し言葉を大切に使わないといけないなあ…などと凡人らしい月並みな感想を抱きました。

メル・ギブソンショーン・ペンの2人の派手さはないけど堅実な競演は、人生のそこそこの期間映画を見てきた人間にはとてもありがたいものでした。

今年、洋画が本当に公開されなかったのでただただこのような良い作品が映画館で見られて嬉しかったです。

「TENET」

あまりにノーランすぎてドルシネ初見でめっちゃ脳汁出ちゃって、初めてIMAXレーザーGT体験しに行きました。おかわり!

でもグラシネのフルサイズIMAXは私には圧が強すぎて、結果ドルシネが最強では?みたいにもなったりした。

派手な映像をちゃんと「こう見られて欲しい」という作り手の意図通りに見られたのはとても楽しい体験でした。画面に酔ったけど。

ワーナーは洋画が軒並み延期になる中TENETを公開してくれて、ワンダーウーマン1984も公開してくれて、感謝しかないです。

来年も積極的にワーナー配給の映画は見に行きます。みんなもワーナーさん配給の映画を見よう!(何?)

映画に関しては…これ以上書くなら別記事を立ち上げたほうがいい…

下は今年のマイベストテン映画のパンフレット10冊です。パンフについても語りたさがある…(別記事立ち上げて)

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≪番外編≫

今年買って良かった絵。

去年から画廊(ギャラリー)に通い始めまして、ちょいちょい絵を買っていたんですけど、今年もそこそこ買わせて頂きました。

私は絵に関してはど素人もいいところなので自分が好きな絵を買うのみなんですけど、素敵な絵を何点もお迎えできたことはしんどい日常への彩りになりました。

壁のスペースの都合で小さめの絵しかお迎えできないんですけど、今年もたくさんの素敵な作品に出会えて、作家様、ギャラリーの方、主催の方に感謝しかないです。

 

以下買った絵の中でも特にお気に入りのもの。

丑山雨さん

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今までタイミングがなかなかお迎えできなかった原画を今年やっとお迎えできました…感無量…イラスト集も大変可愛くて感謝の塊です。

複製原画やポストカードも買えて嬉しかったです。

横橋成子さん

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今までドローイングや小さい絵を少しずつお迎えさせていただいていたのですがやっと日本画の原画をお迎えできました!!

成子さんの描く動物(主に狼)の絵は私のツボにクリティカルヒットなので来年もたくさん見て少しでもお迎えできたらいいなぁと思います。

AOさん

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色んな画材を使ってまるで魔法のような作品を生み出し続ける魔法使いのような作家さん。

AOさんの絵には「素敵」がたくさん詰まっていて、ブラックライトや温度で色が変わる作品もそうではない作品も全てが宝物のようです。

原画を見ると本当に画材の無限の可能性を覗いたような気持ちになれて良いです…

今年は3点の原画をお迎えさせて頂きました!

 

他にもたくさんお気に入りの作家様や素敵な絵を描かれていた作家様いらっしゃるんですけど、ひとまずこの辺りで。

 

今年は一年、諸々しんどい時間が長くなってしまったんですけども、それでも私が好きなものたちの灯りは絶対に消えないな、この先も消えないといいなって強く思える一年でした。

来年は贔屓の退団公演が年明けから無事に幕が上がって最後まで何事もなく終われるよう、今年公開延期された映画がちゃんと映画館で放映されるよう、画廊もたくさん賑わいますよう、心から願ってます。

来年は今年よりたくさんエンタメ摂取したいな!!

おしまい!!